建物の資産価値を維持するためにも、年1回の雑排水管清掃を実施する事をお勧め致します。
排水管清掃 高圧洗浄工事の必要性
一般的に施工後2年以上経過したビル・マンション等の排水管は管内に油脂や毛髪類、石鹸カス等のスケールの付着が始まり、そのまま放置すると急速に配管の閉塞が進行するため雑排水管の定期清掃が必要となります。
排水管清掃 高圧洗浄をせず放置した場合のデメリット
配管内のスケール(付着物)は年に2~5mmの厚さに達することもあります。一般的な直径40mmの配管に5mmのスケールが付着した場合、その断面積は約3/5となってしまい、さまざまな症状がではじめます。事故が発生してからの排水管清掃では、詰まり通しを行っても簡単にはスケールを除去できず、費用も多くかかる事となります。
- 詰まり、水はけの悪化
- 排水溝からの悪臭や異音の発生
- 上階の排水の逆流
- 漏水事故など
室内の主な清掃ヵ所
共有部の主な清掃ヵ所
ディスポーザ配管清掃
近年の分譲マンションではキッチンにディスポーザを付けられる物件が増えていますが、粉砕された生ゴミの一部は配管内に付着、沈殿します。主に数ミリ角に粉砕された卵の殻などの固形物が多いのですが、これらを回収するのは想像以上に難しい事です。
大規模物件を当社が高圧洗浄すると、回収する配管内の付着・沈殿物は42リットルのガラ袋で十数袋回収されることもあります。それらを放置する事がいかに危険かは簡単に想像できることでしょう。作業の難しさから業界では、嫌がられ、敬遠されていたディスポーザ物件。当社は敢て受注することでノウハウを蓄積し、いかにガラの回収残しを減らせるかを追求してまいりました。